どうも皆さんCiao！もかです！
日本の観測史上最大の巨大地震は2011年3月11日に発生したマグニチュード9.0
世界最大とされているのは1960年にチリで発生したマグニチュード9.5
日本やチリは、環太平洋造山帯に位置している非常に地震が多い地域でもあります
しかし、今後地球ではこれらを遥かに超える巨大地震が発生する可能性があると言われているんです
それが今回紹介する「マグニチュード10を超える超巨大地震」
今回の内容を動画で見たい方はこちら！
マグニチュード10を超える超巨大地震
これまでに日本の観測史上最大とされているのは2011年3月11日の東日本大震災を引き起こした東北地方太平洋沖地震
そのマグニチュードは9.0でした
そして、世界最大とされているのが1960年に発生したチリ地震でマグニチュード9.5
この際は太平洋の反対側に位置する日本にも津波が押し寄せ被害を受けました
しかし、これらをもはるかに超えた世界中に被害を及ぼすことになる超巨大地震が発生する可能性があると言われているんです
そして、それは今後確実に発生すると言われている南海トラフ巨大地震の想定のさらに100倍以上の規模が想定されています
その巨大地震は未だかつて観測されたことのない、マグニチュード10を超える超巨大地震
地震の規模を表すマグニチュードは、地震の揺れではなくずれだけプレートが揺れ動いたかによって決まります
ずれ動く範囲が広くなればなるほど、マグニチュードは大きくなります
マグニチュードは1上がるとその規模は約32倍、2上がると規模は約1000倍になります
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震のマグニチュードは9.0でしたが、その2日前に発生したマグニチュード7.3の地震と比べるとその震源域は1.7違うだけで遥かに大きいものになっています
地震予知連絡会の衝撃の報告
この東北地方太平洋沖地震によって発生した東日本大震災ですら想定以上の事態が立て続けに発生し未曾有の大災害となりましたが、東日本大震災が発生したことでその翌年にこのような報告がされました
東日本大震災の翌年に開かれた地震予知連絡会で地球上では理論上マグニチュード10前後の地震が発生する可能性
そして、マグニチュード10前後の地震が起こる可能性がある場所が全部で4ヶ所あるという報告がされました
超巨大地震が発生する地域
報告された可能性のある地域は、マリアナ海溝から伊豆・小笠原海溝、日本海溝、千島・カムチャツカ海溝、アリューシャン海溝までの約8800kmの範囲で3つのパターン
そして、ペルー・チリ海溝で発生する1パターンの計4ヶ所
マリアナ海溝からアリューシャン海溝までの約8800km全範囲が60mずれ動いた場合に発生するのがマグニチュード9.9
しかし、この広範囲が同時に発生する可能性は極めて低いとも言われています
2つ目は日本海溝とカムチャツカ海溝の3000kmが60kmずれ動いた場合に発生するマグニチュード10.0
1つ目に比べると2ヶ所が同時に動く方が現実的かもしれません
さらに、アリューシャン海溝が60mずれ動いた場合にもマグニチュード10.0
そして、ペルー・チリ海溝が60mズレ動いたことで発生するのが、地球史上最大となるマグニチュード10.3の超巨大地震なんです
今後確実に発生すると言われている南海トラフ巨大地震の震源域に比べると、この超巨大地震が発生する可能性のある震源域は日本国内以外にも太平洋周辺国を含む超広範囲になっています
そして、南海トラフで発生した巨大地震の中でも過去最高となっているのがマグニチュード8.9
これと比べると地球史上最大規模となる超巨大地震の規模は126倍になるんです
東日本大震災の失敗
これまでにマグニチュード10が発生した記録は日本国内にも世界にも存在しないため、今後も発生しない可能性もありますが、東日本大震災では最大でマグニチュード8程度だと考えられていた東北地方太平洋沖でそれを超えるマグニチュード9.0の巨大地震が発生
地震発生当時はマグニチュード7.9だと判断されましたが、実際に発生したのはマグニチュード9.0
この誤算の結果、発表された大津波警報では最大で6mの津波が予想されるというものでした
しかし、実際にはその予想をはるかに超える大津波が押し寄せました
気象庁はマグニチュードを8程度だと判断したのは観測機器が故障したためだとしたことで、予想される津波の高さを修正することもありませんでした
もし正確にマグニチュード9.0と判断され、事前にそれレベルの地震や津波のシミュレーションが行われていれば、被害はもっと軽減できていたかもしれません
今回話しているマグニチュード10の超巨大地震も想定外だった東日本大震災が発生したことによって考えらえるようになった地震でもあるんです
マグニチュード10の超巨大地震による被害
もしマグニチュード10の地震が発生した場合、揺れは20分〜1時間発生することになります
マグニチュード7で10〜数十秒、8で1分程度、9でも数分で収まります
しかし、マグニチュード10ではそれと比べても遥かに長い時間揺れが続くことになるんです
その結果、揺れが治る前に巨大津波が押し寄せ、津波は数日間続くとも言われています
1960年のチリ地震でも日本を大津波が押し寄せ100人以上が命を落としています
この範囲でマグニチュード10の超巨大地震が発生した場合、太平洋周辺を揺れと巨大津波が襲うことになるんです
まとめ
未だかつて観測されたことのないマグニチュード10クラスの地震
想像するのは難しいですが、想定だけは認識しておくといいかもしれません
では、また( ´θ｀)ノ
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