どうも皆さんCiao!もかです!
関東大震災から100年が過ぎ、関東では再び発生する巨大地震への懸念がされています
他にも、首都圏を襲う首都直下型地震への懸念もあり、内閣府などでも被害想定が公開されています
しかし、一般的にされている想定は粗末であり、最悪のシナリオを想定するべきだと警鐘を鳴らす人物もいるんです
実際に東日本大震災では、想定外の事態が立て続けに発生したことで未曾有の大災害となりました
そう警鐘を鳴らしている柘植久慶さんが最悪のシナリオをシミュレートして描いた作品「東京大地震2023」についてまとめていきます
今回の内容を動画で見たい方はこちら!
東京大地震2023
※今回紹介する内容は、最悪のシナリオをシミュレートして描かれたフィクションです
「東京大地震2023」は作者である柘植久慶さんが東日本大震災を受けて、当時の政府の状況や今後再び発生する大災害を踏まえての次に未曾有の大災害が起きた時の警鐘として描かれた作品になっています
出版された2012年当時、首都直下型地震が発生する可能性が70%、房総沖でのプレート型地震の発生確率は前年2011年の10倍とされていました
つまり、東京では今後近いうちに高確率で大地震や巨大地震が発生すると考えられていました
そのため、内閣府などでも大災害が発生した際の被害想定を公開しています
しかし、作者である柘植久慶さんは2011年に発生した東日本大震災を踏まえて、政府を含む公的機関に過大な期待を抱いても何もやってもらえないと語っています
東日本大震災が発生した際の政府の対応を見て彼は、一般的な想定がどれだけお粗末で政府任せな災害への対応をしていたは助からないと実感したそうです
そこで彼は、あくまでも最悪なシナリオをシミュレートして近未来に必ず訪れる大災害に警鐘を鳴らしているんです
そういった思いで書かれたこの「東京大地震2023」では、実際に被害が予想される地名を名指しを使いながら、地震発生から津波や火災、さらに住人たちへの影響までもをリアルに描いています
今回はその中からいくつか紹介していきます
東京湾北部を震源とする直下型地震発生
2023年12月15日、クリスマスを1週間あまり後に控えた銀座
突然、下から突き上げるような揺れが始まりました
店内に陳列されていた商品がカタカタと音を立てて左右に激しく揺れうごき、次から次へと何かが倒れ落下する音が聞こえます
震度6前後かと推測する人がいる中、陳列されている商品がひっくり返り始め店内はパニックになります
しかし、建物自体は一応震度7に耐えられるはずだと安心を求めます
しばらくして揺れが収まるとラジオから、「午後5時35分頃、東京湾を震源とする地震が発生しました」という報道
さらに、TVニュースでは「東京湾北部を震源とするM7.9の直下型地震が発生。この地震による津波の心配はない。」とアナウンサーが話します
震源地から近い隅田川〜東の低地帯では家屋(かおく)倒壊が多く、スカイツリーの東側では特に火事の被害がひどくなります
旧江戸川と江戸川で挟まれた市川市では、木造家屋の密集地帯が火事などの被害を受けます
ちょうど時間帯が5時半頃で夜ご飯を作るために火を使っている家庭が多かったこともあり、そのまま火をちゃんと処理せずに避難した家や倒壊した家や建物から火災が発生し被害が拡大してしまう場所もあるようです
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